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2026/1/16

活動報告

【活動報告】来春のイヌワシ野生復帰へ向けて。頼もしい仲間たちと行った山の整備

2025年12月整備活動

2025年12月16日から18日にかけての3日間、南三陸町のイヌワシの野生復帰予定地にて整備活動を実施しました。

今回の活動には、パタゴニア日本支社の社員の方々を中心に、総勢12名のボランティアの皆さんが参加してくださいました。

2016年から続く「火防線トレイル」の絆

私たちは、2015年から火防線をトレイルとして再生・維持する活動を続けています。火防線というのは、山火事の延焼を防ぐために整備されていた尾根沿いの無樹林帯です。かつてはイヌワシの格好の狩場になっていました。パタゴニア日本支社の社員やトレイルランナーの皆様の協力を得て、10年間で稜線約50kmを、通行できる「火防線トレイル」として整備することができました。このプロジェクトは、パタゴニア様制作の短編映画「共生のために走る」にもまとめられています。

今回集まってくださった12名のほとんどが、実は長年この活動に携わってくれているリピーターの皆さん。私たちにとって、本当に心強い「仲間」です。

語り継がれる「2019年の12,000本」

彼らとの絆を象徴する、忘れられない出来事があります。 それは2019年のこと。当時、豪雨災害の影響で林道が寸断され、車両が通行できなくなってしまいました。

しかし、植林の時期は待ってくれません。 その時、この仲間たちが立ち上がってくれました。なんと、植樹予定だった12,000本もの苗木のほとんどを、自分たちの背中に背負い、現場まで運び上げ、植え切ってくれたのです。

歩いて苗木を運ぶボランティア
杉の苗木を植林

そして、野生復帰の舞台へ

今回の整備活動を行ったのは、6年前に彼らが汗を流して杉苗を運び植林をしてくれた場所でした。

当時小さかった苗木はしっかりと根付きましたが、同時に周囲の下草も背丈を伸ばしていました。そこで今回は、イヌワシたちが暮らせる環境を整えるため、このエリアの下草や灌木の刈り払い作業を行いました。

作業のおかげで、鬱蒼としていた場所がすっきりと整いました。特に、ヤブと化していた作業道の跡地は草木がきれいに刈り取られ、非常に歩きやすくなりました。

野生復帰予定地を整備
下草を刈り払い

いよいよ来春、空へ

この場所で、いよいよ来春、イヌワシの野生復帰が始まります。

かつて皆で苗木を運んだこの山から、再びイヌワシが舞い上がる日がすぐそこまで来ています。6年前に植えられた木々と、今回整備された道が、その瞬間を支えることになります。

参加してくださったボランティアの皆様、寒い中での作業、本当にありがとうございました。

年明けにはまた、過去に整備した火防線トレイルの手入れを行う予定です。 イヌワシと人が共生できる環境づくりは、これからも続いていきます。

作業後集合写真

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