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2025/7/22

コラム

南三陸とイヌワシの関係性

戦後初めて発見されたイヌワシの繁殖地

イヌワシと聞くと、人跡稀な深山幽谷に暮らす鳥というイメージを抱く方も多いかと思います。実際、日本国内で最初に発見された巣は北アルプス、二番目は中央アルプスでしたので、あながち間違いではないのですが、国内3番目、戦後日本では初となるイヌワシの繁殖巣が発見されたのが南三陸地域でした。

発見者である立花繫信氏は在野の優れた研究者で、昭和30年の発見以降、亡くなるまで調査研究と保全活動を継続されました。これだけの長期間にわたってイヌワシの生態を追い続けた事例は他にありません。立花氏の友人であり、旧志津川町(現南三陸町)で「志津川愛鳥会」を主宰されていた田中完一氏らの活動も加わり、低山帯にも関わらず南三陸地域では計4ペアものイヌワシの繁殖が確認され、イヌワシ研究と保全の画期となりました。立花氏や田中氏が故人となられたいまも、南三陸ワシタカ研究会を中心に活動が続けられています。

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